赤ちゃんが産まれて忙しい日々を過ごす中でも、赤ちゃんとのお出かけを楽しみにしているママは多いのではないでしょうか?
でも新生児の頃は、なるべく外出は避けるように言われています。
産まれたばかりの新生児は、まだ体が弱く免疫力も低いため病気にかかりやすいからです。
いつから出かけることができるのかというと、1か月検診の後です。
でもいざお出かけしようとしても、「いきなり外出させて大丈夫?」「服装や持ち物は?」と気になることはたくさんありますよね?
この記事では、出かけるタイミングや服装、持ち物について解説します。
新生児期が出かけるのはいつから
1か月検診で問題がなく、お医者さんから外出許可が出ても、いきなり長時間外出するのは赤ちゃんにとって負担がかかります。
まずは外気浴をして、外の世界に徐々に慣れていくことが大切です。
外気浴とは、赤ちゃんを外の空気や光に触れさせることで、新生児期の生後2~3週間から行えます。
まずは1~2分程度部屋の窓を開けて、外の空気に触れさせてください。
生後1か月を過ぎて、外の空気にも慣れてきたら、庭やベランダに出てみましょう。
まだ赤ちゃんの皮膚は薄くてダメージを受けやすいので、直射日光は避け、夏であれば暑くなる前の午前中、冬であれば比較的暖かい昼間など、過ごしやすい時間帯を選んでください。
最初は5分くらいから初めて、徐々に時間を延ばしていけば、いよいよ赤ちゃんとのお出かけです。
新生児が出かけるときの服装は?
まだ自分でうまく体温調節ができない赤ちゃんは、出かけるときの服装に注意が必要です。
特に夏や冬は、外と室内の温度差があるため、脱ぎ着しやすい服装を選びましょう。
でもまだ小さい赤ちゃんに、服を着せたり脱がせたりするのは大変ですよね。
筆者は子供が10月末に産まれたため、外出デビューは冬の寒い時期でしたが、厚手の服を赤ちゃんの袖に通すことに手間取り、それで赤ちゃんの機嫌が悪くなることもありました。
そこでおすすめなのが、ポンチョです。
知り合いから、抱っこ紐でも使えるポンチョをいただいたので、抱っこ紐を利用するときは、赤ちゃんを抱っこした後に、赤ちゃんを覆うようにかけて使い、ベビーカーや車の中では、ブランケット代わりに使っていました。
動き回る1歳、2歳のときも、さっと着させることができたので便利でした。
3歳でサイズアウトして使えなくなりましたが、赤ちゃんの服は1年でサイズアウトすることも多いため、0歳~2歳まで使えたのもよかったと思います。
UVカット機能のある薄手の物を買えば、春のお出かけや夏のクーラー対策にも使えます。
新生児が出かけるときの持ち物は?
出かけるときは、少しでも荷物を減らして軽くしたいところですが、いざという時に困らないよう、赤ちゃんのお世話に必要な最低限の物は、持って行くようにしてください。
必要な持ち物は以下の通りです。
②着替え
③ビニール袋(オムツや着替えた服を入れる為)
④ガーゼハンカチ
⑤除菌シート
⑥授乳ケープ(母乳育児の場合)
⑦粉ミルク、哺乳瓶、水筒に入れたお湯(混合、ミルク育児の場合)
⑧親子手帳、保険証
⑨赤ちゃんのおもちゃ
多いですよね?
でも何回かお出かけしているうちに、行き先によって必要な物と必要でない物がだんだんわかってくるので大丈夫です。
筆者の場合、①~⑤はどこへ行くときも持っていましたが、⑥~⑨は近場のお出かけには持って行きませんでした。
今は除菌シートも欠かせないアイテムになりましたが、ノンアルコールタイプの物を持っておくと、身の回りの物以外に赤ちゃんの手にも安心して使えるので便利です。
おもちゃは必須ではありませんが、人前で突然泣き出した時のために、持っていたら安心です。
持ち物を準備する前に、行き先の設備について調べておくこともおすすめします。
大型の商業施設やサービスエリアでは、授乳用の個室スペースやミルク用のお湯が用意されているところもあるので、かさばる授乳ケープや重たい水筒を持って行かなくても済むからです。
新生児が出かけるのはいつから【まとめ】
お出かけは、赤ちゃんの抵抗力がついたり、五感や好奇心を刺激して脳の働きを促したりしてくれます。
1か月検診が過ぎたら、赤ちゃんやママの体調を見ながら積極的にお出かけしてください。
慣れないうちは大変な事や心配な事も多いと思いますが、まずは近場のお散歩から初めて、徐々に距離を伸ばしていけば大丈夫です。
新生児期はほとんど家の中で過ごしていたママにとっても、お出かけはいい気分転換になりますよね。
出かける前にしっかり準備して、赤ちゃんとのお出かけを楽しんでください。