新生児のころの、こぶししゃぶりには意味があります。
空腹のサインや赤ちゃんの希望を知ってあげて対応しましょう。
今回は泣くときの対策などをご紹介します。
新生児は、こぶししゃぶりはなぜするの?
新生児の赤ちゃんが、指やこぶししゃぶりをすることは珍しいことではなく、しっかり意味もあります。
多くのお母さんやお父さんは、「お腹が空いているからでは?」とお思いでしょうが、それだけではありません。
赤ちゃんが泣かずに機嫌良くしているときは、こぶししゃぶりで遊んでいることもあります。
ですので、一度泣いているか、泣いていないか、機嫌はどうかを見てあげてください。
こぶししゃぶりの意味は?
ミルクや母乳を飲んで、機嫌良くしているときのこぶししゃぶりは、遊んでいることが多いと言われています。
そのため無理に、空腹のサインだと決めつけてミルクを足して飲ませてあげる必要はありません。
あまり多くのミルクを飲ませると肥満になってしまうケースや吐き戻しの原因になってしまうこともありますので、気をつけてください。
新生児がこぶししゃぶりする理由は空腹だけじゃない!
こぶししゃぶりが、「空腹のサイン」だけではないことを、お母さんもお父さんも知っておくことが大切です。
赤ちゃんの様子を見てあげて成長を見守ってあげましょう。
母乳やミルク不足が心配なときは、レンタル体重計などもありますので活用して体重を記録してみるのも良いでしょう。
あとは、おしっこの回数などでも足りているのか知ることができますので、回数を見ておくことも大切です。
しっかり排泄できているのでしたら、神経質にならなくても問題はありません。
泣く場合は?
授乳が終わっても泣く場合には、ミルクや母乳が足りていない場合があるので、少しだけ足して飲むかどうかを確認してあげてください。
赤ちゃんの体格や飲む量も規定量ではないときがあるので、周囲に惑わされずにしっかりと赤ちゃんと向き合って状況を見極めてあげましょう。
私の子どもも規定量より少し多めに飲んでいましたが、体重はグラフの範囲内でした。
母乳の場合には出ている量(飲んだ量)が、わかりづらいのでこまめに赤ちゃんの「観察」が大切になっていきます。
こぶししゃぶりの対策ポイント!
新生児の頃のこぶししゃぶりは、空腹以外は一人遊びをしていて自分の指や口の感覚や認識をしているときです。
無理にやめさせるのではなく、成長過程の大切な遊びを我が子はしていると理解してあげる必要があります。
成長とともに自然と、こぶししゃぶりをしなくなるので長い目で見守ってあげましょう。
口に入れずぎてしまい、「オエッ」となってしまうと吐き戻しなどにもつながって危ないためそのときは、そっと口から離してあげるなど対策が必要です。
こぶししゃぶりの代わりに、手を握って親子のスキンシップをしてみることや、柔らかくてニギニギしやすいものを握らせあげるなどの対策をするのも良いでしょう。
新生児がこぶししゃぶりする意味は?【まとめ】
泣かないでこぶししゃぶりをしている場合には、空腹のサインではないので、お母さんもお父さんもあまり神経質にならずに成長をそっと見守ってあげましょう。
新生児が泣く時は母乳が出ていないかそれ以外の原因が考えられるので、「ゲップがでてないのかな?」、「おしっこかな?」、「うんちかな?」、「眠いのかな?」など一つ一つ確認してあげましょう。
昔はほとんどが「空腹だから泣く」と言われてきましたがそのようなことはお母さんを苦痛にするだけの言葉ですので、あまり気にしなくても大丈夫です。
赤ちゃんをしっかり観察してやってあげられることをすればそれだけで赤ちゃんは安心できます。