離乳食を始めた頃は心配や悩みが多いですよね
「いつから食べれるの?」
「1回の量はどれぐらい?」
「そもそもどうやって調理するの?」
今回は卵に焦点を置いて1回の量や調理のポイントに進め方やスケジュールをご紹介!
これを読んだら離乳食の卵については心配ご無用!
ではスタート!
離乳食の卵はいつから食べれるの?
「卵はアレルギーの心配があるから、」
と、後回しにしていませんか?
それは逆効果です。
離乳食においてアレルギーを気にして食べさせないのではなく、進め方やスケジュール、調理のポイントを守って食べさせるようにしましょう。
卵は生後6ヶ月から食べることができます。
つまり離乳食の初期の段階で食べさせてOKなんです。
まずは卵黄から。
アレルギーの原因となる物質が卵白に多く含まれているので、卵黄から食べる様にしましょう。
離乳食の卵黄の進め方と調理のポイント
「生後6ヶ月になったからすぐに卵黄食べさせよう!」
とは、いきません。
離乳食において食べる進め方というのはとても大切です。
まずはアレルギーを起こしづらいお米から。
慣れたら野菜。
それからタンパク質食材という進め方になります。
タンパク質食材の中でも豆腐や白身魚などのアレルギーを起こしづらい食材に慣れてから卵黄に挑戦しましょう。
調理のポイントとしては「しっかり加熱する」ことです。
沸騰したお湯で10分以上茹でた固茹での卵黄にお湯を入れてペースト状にしたものをあげましょう。
あげる時間帯はお昼が良いでしょう。
理由としては、もしアレルギー反応が出た時にすぐに病院に行けるからです。
夜に食べさせてアレルギー反応が出てしまっても病院は閉まっています。
離乳食の時期は何があるかわかりません。
すぐに対応できるように周辺環境を整えて、離乳食をあげることが大切です。
また子どもの体調が良い日にあげるようにしましょう。
体調が悪いとアレルギー反応は強く出ます。
少しでも体調や機嫌が悪いと感じた日には中断する様にしましょう。
量としてはまずは1さじからあげます。
1さじあげたら、その日はもうおしまい。
2日目も同じものを1さじ。
3日目になったら2さじとゆっくりのペースで進めていきましょう。
離乳食の卵黄の進め方スケジュール
先程説明したように卵黄は生後6ヶ月から食べることができます。
では、卵白はいつから食べれるのでしょうか?
卵を食べ進めるスケジュールをお伝えします。
生後6ヶ月からは卵黄のペースト。
卵黄を半分から1個分食べれる様になり、離乳食の中期(7〜8ヶ月)頃から卵白をあげるようにしましょう。
卵白も卵黄同様にしっかり加熱し、1日目は1さじから。
1日おきに量を増やすぐらいゆっくりの進め方でいきましょう。
中期の頃は塊があると食べづらいので裏ごし器などでしっかり潰してあげるようにしましょう。
卵白が⅓個分程食べれる様になり、離乳食の後期(9〜11ヶ月)頃から全卵をあげるようにしましょう。
ゆで卵はボソボソとして食べづらいので、かきたま汁などにして食べるのがおすすめです。
離乳食の完了期(1歳〜1歳6ヶ月)頃には、全卵の半分から⅔個分の量を食べることができます。
この頃にはプリンやオムレツなどさまざまな卵料理が食べれるようになります。
ずいぶんゆっくりの様に感じるかと思います。
このぐらいのゆっくりのスケジュールで大丈夫です。
急ぐ必要は全くありません。
また、今回のスケジュールはあくまで目安です。
子どものペースに合わせて量や回数を調整しましょう。
離乳食の卵黄の進め方とスケジュール【まとめ】
いかがだったでしょうか?
卵はアレルギーを起こしやすく後回しにしがちです。
ですが、しっかりと調理のポイントと量、進め方を守れば大丈夫です。
子どもの体調と成長に合わせて、スケジュールを守り食べさせてあげるようにしましょう。