生後100日を迎える赤ちゃん
ニコニコ笑ったり、周りのものに興味を示すようになって、パパママもとても嬉しいですよね
そんなかわいらしさ全開の時期にやってくるイベントの1つが、お食い初めです
パパママはきっと、赤ちゃんに着せる服を選んだり、お祝い膳の準備をしたりといったことに余念がないでしょう
でも、ちょっと待って下さい
パパママの両親を呼んでお食い初めをする場合や、直接は招待しなくてもビデオ通話などを通じて開催するという場合、それなりの挨拶が必要になることがあります
と言っても難しくありません
例文をいくつかご紹介しますので、どうか固くならずに挨拶の準備をしてください
また、挨拶が必要なケースとそうでないケースについても考えてみたいと思います
お食い初めの基本知識を押さえておこう!
お食い初めは、赤ちゃんが生後100日を迎えたことをお祝いし、一生食べ物に困らないようにと願いをこめて食べさせる真似をする行事です
集まるメンバーはその家族によってまちまちです
パパママと赤ちゃんの3人だけで行うことも最近は(特にコロナ感染拡大中の現在にあっては)多いですし、近くに住んでいればパパママの両親を呼んで行ったりもします
お食い初めで行うことは、「歯固め」という儀式と、食べさせる真似、これだけです
歯固めは、丈夫な歯が生えるようにという願いをこめて歯固め石に触れたお箸を赤ちゃんの歯茎に触れるという儀式です
食べさせる真似では、お赤飯・鯛・お吸い物などを決まった順番で赤ちゃんに食べさせるふりをします
あとは、そのお祝い膳を大人でわけていただきます
もしかしたら、このワイワイと食事をすることがお食い初めのメインになるかもしれません
お食い初めの流れと挨拶のタイミング
では、お食い初めのときにどんな挨拶をすればよいのでしょうか
まずは、お食い初めの流れと挨拶のタイミングを確認しましょう
・はじめの挨拶
・乾杯の挨拶
~しばし歓談~
・儀式開始の挨拶(食べさせる真似をする人にお願いをする)
・赤ちゃんに食べさせる真似の儀式
~しばし歓談~
・おわりの挨拶
・写真撮影
このように見ると、挨拶のタイミングは4回ありますね
お食い初めの挨拶は?例文をご紹介!
では、早速例文を紹介していきましょう
はじめの挨拶
本日は~~(暑い・寒い・足元の悪い・お忙しい)中、□□(子どもの名前)のお食い初めにお集まりいただき、ありがとうございます
□□(子どもの名前)が産まれてからずっとみなさんに見守っていただき、無事に100日を迎えることができましたこと、お礼を申し上げます
ささやかではございますが、本日はゆっくりとお過ごしください
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乾杯の挨拶
それでは僭越ではございますが、乾杯の音頭をさせていただきます
お集まりのみなさまのご健勝と、□□(子どもの名前)のすこやかな成長を祈りまして、
乾杯!
しばしご歓談ください
儀式開始の挨拶(食べさせる真似をする人にお願いをする)
それではこれより、お食い初めの儀式を行います
◯◯さん(食べさせる真似をする人)、どうぞよろしくお願いいたします
みなさま、シャッターチャンスはたくさんあります
お願いですが、赤ちゃんがびっくりするかもしれませんので、フラッシュはなしでお願いいたします
おわりの挨拶と写真撮影のお願い
みなさま、本日はどうもありがとうございました
最後に全員で集合写真の撮影を行います
どうぞこちらにお並びください
いかがでしょうか?
各挨拶にふさわしそうな例文をあげてみました!
どんな時にお食い初めの挨拶が必要で、どんな時は不要なの?
では、挨拶というのはどんなお食い初めの時でも必要なのでしょうか?
そんなに改まったものはちょっと・・・と思う人もいると思います
まず、挨拶が必要な時がどんな時なのか、考えてみましょう
まずは、パパママの両親が両方とも揃ったり他の親族も集まるなど、少し改まった雰囲気の場合です
一度くらいしか会ったことのない相手がいたり、人数が多かったりして号令をかけておいた方がスムーズに進む時などは、挨拶が必要になるでしょう
また、パパにとってママの両親が昔気質のタイプの人で、ちょっときちんとしておかないと、と思う時なども挨拶をしておいた方がよいでしょう
もう1つは、ビデオ通話などで行う場合です
雰囲気が共有できないので、今何をしているのか伝わりにくかったりします
こんな時も挨拶をはさんだ方がよいでしょう
逆に、パパママだけの時はもちろん不要ですし、招待してもママ両親だけなど気兼ねのない場合は不要でしょう
あるいは、赤ちゃんの機嫌がずっと悪かったりという場合は、早めに済ませるために挨拶は省略するか、ごく簡単に済ませておく方がよいと思われます
お食い初めに挨拶は必要?【まとめ】
以上、お食い初めの挨拶の具体的な例文と、どんな時は必要でどんな時は不要なのか、考えてみました
ここに挙げた例文もやや固いものを想定していますので、集まる人との関係性によって、フランクにしてみたりと工夫はできそうです
注意してほしいのは、主役は赤ちゃんで、赤ちゃんの健康を祈るためのお食い初めだということです
気遣いの必要な人が集まるからといって、その人たちだけに注意を向けるのではなく、赤ちゃんがグズっていないか、ママが大変そうにしていないかなど、気を配りながら進めてくださいね