ベビーベッドでの寝返り対策どうする!?赤ちゃんの窒息を防ぐ

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ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせているから安心。

用事を終えて、ベビーベッドにいる赤ちゃんの様子を見ると、うつぶせになっていた!

そんな経験のある方がいらっしゃると思います。

乳幼児突然死症候群(以下、SIDS)には、窒息による死も含まれているので、保護者はヒヤヒヤですよね…

ベビーベッドに赤ちゃんを寝かせる場合、寝返り対策は必要なのでしょうか?

結論から言いますと、赤ちゃんの成長に寝返りは欠かせないので、対策が必要とはいえません。

なぜ対策は必要と言い切れないか、について詳しく説明しますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

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目次

ベビーベッドは寝返り対策は必要ない!?

なぜ、寝返り対策が必要と言い切れないか。

「赤ちゃんの寝返りは成長に必要不可欠で防止すべきではない」というのが厚生労働省の見解です。

寝返り返り、寝返りをした後に自力で仰向けに戻れる赤ちゃんの場合は、うつぶせ寝のままでもよいそうです。

また、寝返りができる時期はSIDSのリスクは低くなるともいわれています。

このようなことから、寝返りそのものを対策する必要はありません。

赤ちゃんが寝返りをしても大丈夫な環境に整える工夫が必要だといえるでしょう。

我が家で行った寝返り対策

我が家が行っていた寝返り対策について、お話します。

はじめに、我が子が寝返りを行う頃には、ベビーベッドを使用していませんでした。

ですので、参考程度に留めておいてください。

SIDSの基本的な対策として、よく耳にするものを対策に取り入れました。

・寝具は固めのものを使う。
・布団やブランケットなどは軽いものにする。

我が子の布団は、ベビー布団を使用しました。

ベビー布団は、赤ちゃんのことを考えて作られているので、窒息のリスクが低くなると考えました。

寝返りと寝返り返りができるようになるまでは、バスタオルを掛布団の代わりにしていました。

我が子は、うつぶせ寝が落ち着くようでした。

その度にヒヤヒヤしていたのを覚えています。

顔は横を向いていたので、鼻や口を寝具がかぶさらないように気を配りました。

以上が我が家が実施していた寝返り対策になります。

ベビーベッドで寝返り対策をするなら?

寝返りそのものの対策は必要ない。

そう言われても、やっぱり不安ですよね…

寝返り対策のグッズもありますので、ご紹介します。

*ベビーベッドガード

ベビーベッドでの寝返り対策として、真っ先に思い浮かべる方も多いでしょう。

ベビーベッド内につけるクッションなので、寝返りをした赤ちゃんが柵にぶつかることを防ぎます。

ベビーベッドガードが窒息事故につながる可能性はあります。

このことから、アメリカ小児学会では使用を控えることを呼びかけています。

*寝返り防止クッション

この寝返り防止クッションは赤ちゃんの身体にフィットするような作りになっています。

ベビーベッドを使用していないご家庭でも取り入れやすいグッズですね。

使用期間は、生後5~8ヶ月。

この時期は、寝返り返りができるようになる頃と言われています。

つまり、寝返り返りを覚えるまでの間は使用できるということになります。

この寝返り防止クッションを使う時の注意点は、以下の2点になります。

・長時間使用しない
・サイズ調整ができるか

寝返りは赤ちゃんの成長に必要だという観点から、長時間の使用はおすすめできません。

使用する時は、家事をする時など限定した方がいいでしょう。

次に、サイズ調整できるものがいいと思います。

寝返り防止クッションよりも赤ちゃんの身体が大きいとなると、せっかく購入したのに…という気持ちになってしまいます。

使用期間が限られているので、できる限り長く使えるものを選びましょう。

選ぶときのポイントとしては、素材や洗濯可能かというところでしょうか。

赤ちゃんが使うものですから、肌触りがいいものや清潔にしておきたいと考えますよね。

繰り返しになりますが、寝返り防止グッズの使用が窒息事故につながる可能性があります。

使用の際は、注意事項をしっかり確認したうえで使用してください。

家にあるもので代用しないで!

使用期間が短いのであれば、家にあるもので代用したい!

という方もいらっしゃるでしょう。

ですが、それはおすすめしません。

家にあるもので代用すると、赤ちゃんにとって危ないからです。

タオルやクッションなどで代用した場合、寝返りをした赤ちゃんの顔に埋まってしまう可能性があります。

寝返り対策のグッズを使用しないのであれば、うつぶせで遊ぶ時間を作ってみるのはどうでしょう?

私が生後2か月の我が子の乳児訪問を受けたときに、担当の方にうつぶせで遊ぶ時間を作ることを勧められました。

その時に話していたポイントを紹介します。

・うつぶせになることで、首や腕の筋力が鍛えられる。
・鍛えることで首のすわりや寝返りを促せる。

その当時は言われるがままにやっていた、うつぶせ遊び。

後から知ったのですが、このうつぶせ遊びは赤ちゃんの発達を促す効果があるそうです。

アメリカでは、「寝るときは仰向け、遊ぶときはうつぶせ」という標語もあるんだとか…

SIDSのリスクが下がる効果もあるそうなので、親子遊びの一つとして今日から実践してみては?

ベビーベッドの寝がえり対策【まとめ】

ベビーベッドに寝かせる場合、寝返り対策は必要なのか?についてまとめてみました。

寝返りそのものの対策は必要ありません。

SIDSのことを考えて、対策が必要じゃないのかと不安になる気持ちはよく分かります。

寝返りは、赤ちゃんの発達に必要なことです。

なので、どんどん寝返りして!という気持ちに少しずつ切り替えてみませんか?

寝返りをした時に、赤ちゃん自身の力で頭が支えられるように大人が手助けしてあげましょう。

寝返りを防ぐのではなく、寝返りしても大丈夫な環境作りが赤ちゃんにとって必要なものです。

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