家事に仕事に育児に、毎日疲弊している自分を癒してくれるのが趣味です。
最近では「推し活」という言葉が流行するなど、自分の推しメンを見つけて応援する活動が幅広い年齢の人たちの間で注目されています。
ただ、子どもができると自分の時間も減り、ましてやライブやコンサート、舞台などは未就学児が入場不可の場合が多いため、活動が制限されてしまうことが多いのではないでしょうか。
ではなぜ、未就学児が入場不可の場合が多いのでしょうか。
未就学児は、途中で飽きてしまったり、暗くて怖がってないてしまったり、何があるかわからないですよね。
もしコンサートなどの最中に子どもの鳴き声や喚き声が響いてしまったら・・と考えると親として心配になります。
中には気にしないお客さんもいるでしょうが、ライブやコンサートは、決して安いとは言えない金額のお金を払って観に来ています。
その人たちのかけがえのない時間を邪魔するわけにいかないため、ライブやコンサートの演出に驚きかねない未就学児の入場は不可としているものが多いのではないでしょうか。
未就学児が入場不可の意味は?
どうしても子どもを見てくれる人が見つからず、推し活をあきらめる人も多いのではないでしょうか。
そんなとき、未就学児も一緒にライブに行けたらなあと思っていしまいますよね。
なぜライブ、コンサート、舞台は未就学児の入場不可が多いのかまとめてみました。
急にぐずって泣いてしまうかもしれない
大人にとってはとても大事な推しメンに会う機会で、一生に一度あるかないかくらいの人もいるかもしれませんが、子どもにとっては、ただの暗くなったり明るくなったりする広い場所でうるさい音楽が響いている場所にすぎません。
ファミレスでご飯がくるまで我慢できずぐずってしまうのと同じように、ライブのバラード曲の途中であろうが、舞台の感動的なシーンであろうが関係なく泣いてしまう可能性があります。
もし自分の横に座った子どもが短時間ならまだしも10分も15分も泣き続けて、歌や声が聞こえなかったら・・と思うとどうでしょうか。
中には気にしないというアーティストもいるようですが、観客の100人中100人が気にしないでいられるかと問われたらおそらくそうではないでしょう。
耳に悪い
未就学児のような小さい子どもの耳はまだ発達段階であり、大人の私たちよりはるかに耳がいい状態です。
あまり長い時間ドームのようなこもった空間で大きい音量の音楽を聴いていると将来難聴になってしまう可能性があります。
ドームに限らず家庭でもですが、テレビなどを見せるときも適切な音量で視聴するといいでしょう。
体調の調整が難しい
室内で空調が効いている会場が多いですが、中には外の会場が多い推し活もありますよね。
そんなとき、未就学児は体温調節が難しく、また自分で暑い・寒いなどと訴えられる子が少ないため体調不良になりやすいです。
室内の会場でも、大人にはちょうどいい温度であっても、密集しているため子どもには暑いと感じる可能性があります。
会場で年齢確認はある?
子どもが未就学児を卒業したからいざ一緒にライブへ!なんて念願かなった方も多いのではないでしょうか。
そんな時心配になるのが、本当に小学生以上にみえるか、会場で入れなかったらどうしようということですよね。
チケットが当たり、当日会場に行く際には、必ず自身の身分証明書と一緒に、子どもの分の年齢がわかる証明書を持ちましょう。
運営団体によっては、年齢確認ができないと、いかなる理由があっても入場できないとしているところがあります。
自分や子どもが嫌な思いをしないように、事前に確認や準備をして臨みましょう。
また、まだ未就学児なのに大きく見えるからと、入場を試みる方も多いようですが、小さい子どもには必ず年齢確認を行っている運営団体も多いようなので、周りのことを考え、小学生になったら堂々と一緒に楽しむようにしましょう。
未就学児が入場可能の意味とは?【まとめ】
未就学児が入場不可なライブやコンサート、舞台が多いようですが、中には未就学児も入場できて親子で楽しめるものもあるようです。
・ディズニーシー記念コンサート
・ズーラシアンブラス 指揮者のオカピと希少動物を筆頭に、さまざまな動物で組まれた金管五重奏グループ
・「音楽の絵本」親子のためのクラシックコンサート
・ハウス食品グループ ファミリーコンサート ※4歳未満入場不可
・新日本フィルハーモニー交響団 特別演奏会ファミリーコンサート
・ジブリの思い出がいっぱい ※2歳以下入場不可
・きかんしゃトーマス ファミリーミュージカル
上記以外にも地域を主に活動している楽団や劇団、中高生による演奏会、劇など、さまざまなものが入場可能になっています。
子どもにいろいろな場所を経験させる、また親子で思い出を作るという意味で、入場可能な場所へはどんどん連れて行ってあげたいですね。