子どもの帽子を購入する際には、その子どもの頭のサイズにしっかりと適したものを購入する必要があります。
幼児期の子供の成長速度はとても速いので、去年の夏にぴったりで使っていた帽子が今年はもう使えない!なんてことも育児あるあるですよね。
3歳児くらいになると、ベビーカーを使わずに自分の足で散歩ができる距離が長くなったり、体力がついて外遊びの時間が長くなったりして帽子が必要になる場面がより増えます。
そこで、3歳児の頭のサイズや帽子を選ぶ時のポイントについてご紹介したいと思います。
3歳児の頭のサイズの平均って、どのくらい?
3歳児の平均頭囲は、次の通りです。
【3歳0ヶ月〜5ヶ月 中央値】
・女の子 48.7cm
【3歳6ヶ月〜11ヶ月 中央値】
・女の子 49.2cm
参考:厚生労働省『乳幼児身体発育調査の概況について』表4
(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042861.html)
子どもの頭のサイズの上手な測り方とは
子どもに合った帽子を選ぶには、その子の頭のサイズを正確に把握する必要があります。
先ほど3歳児の平均頭囲をご紹介しましたが、これはあくまで平均であり子どもの頭のサイズにも個人差があります。
帽子のサイズが小さすぎると締め付け感を不快に感じて被ってくれなかったり、逆に大きすぎると前や横にずれてしまい、視界を遮ったり頭から落としてしまったりすることもあります。
そこで、帽子を選ぶ時に参考となる子どもの頭囲の測り方をご紹介したいと思います。
【頭囲の測り方】
2:メジャーにたるみがないように軽く引っ張りサイズを測る
子どもが嫌がって測らせてくれないという場合は、寝ている間にやってしまうのも上手に測るコツです!
3歳児の帽子を買う際のポイントとは
帽子を選ぶポイントはいくつかありますが、下記のポイントを参考にするとより選びやすくなります。
*最も適したサイズの目安は頭囲+1〜2cm
ちょうど良い大きさの目安として、3歳児くらいの幼児は頭囲に+1〜2cmくらいのものを選ぶと良いです。
頭のサイズにぴったりすぎるものだと締め付け感や着脱のしにくさで被ることが嫌になりますし、来年も使いたいからと言って大きすぎるものだと視界が遮られて危険です。
店舗で試着できる場合は、被ってみて頭と帽子の間に指が入るくらいのサイズかどうか確認出来ると一番良いですが、ネットショップで購入する場合は上記の目安を参考にしてください。
*後ろに深く被る場合のサイズも測っておく
先ほど紹介した頭囲の測り方だけだと、少し斜めにして後ろに深く被るデザインのものでは被り心地が変わる可能性があります。
日差し除け目的でなくオシャレのためのキャップやハットを選ぶ際には頭囲だけでなく、おでこの中央→耳の付け根から1cmほど上→後頭部の少し下がったところを1周した長さも測っておき、長い方のサイズを参考にしておくと良いです。
*サイズ調整が可能なものを選ぶのもあり
子ども用の帽子には、紐やボタンなどである程度のサイズ調整が可能なデザインのものがたくさん販売されています。
0歳児は1年で約10cmも頭のサイズが大きくなりますが、3歳児くらいになると1
年で約1cmと成長が緩やかになってきます。
ある程度サイズが調整できるタイプのものを選んでおけば、来シーズンも使うことができますね。
3歳児の頭のサイズについて【まとめ】
3歳児の頭のサイズは、一年に約1cm成長します。
その成長速度は乳児期に比べると緩やかになりますが、大人と比べるとやはりその変化は大きいです。
動きが活発な3歳児には、少し被りづらいだけでも帽子を嫌がってしまったりすぐ脱いだりしてしまうものです。
帽子が小さくなったということも子どもの成長の証なので、定期的に頭のサイズを測ったり帽子がきつくなっていないかをチェックしたりして、適切なサイズのものを被らせてあげるようにしましょう。