ベビー用品の準備をすると、必要になる水通し。
ベビー布団の水通ししないのはあり?
と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
私もベビー布団を水通しするかについて悩みました。
結論から言いますと、水通しは必要です。
布団の水通しをするのは大変でした。
だけど、水通しをすることで得られるメリットはたくさんあります。
水通しをする必要性とメリットについても紹介します。
ベビー布団を水通ししないのはあり?
ベビー布団やベビー用品の水通しが必要な理由をご存じでしょうか?
理由は、二つあります。
一つは、ベビー衣服やベビー布団についているホルムアルデヒドという成分の除去をするためです。
ホルムアルデヒドって何?ってなりますよね。
ホルムアルデヒドは、衣服の縮みやしわ防止のために使われている有機化合物の一種です。
このホルムアルデヒドは毒性のある物質です。
具体的に説明しますと、生き物の粘膜を刺激してしまうのです。
シックハウス症候群の原因となる物質に、ホルムアルデヒドがあげられています。
免疫機能や皮膚機能が大人よりも未熟な赤ちゃんは、ホルムアルデヒドの影響を受けやすい状態にあります。
ホルムアルデヒドは、水に溶けやすい性質なので水通しすることで除去が可能になるのです。
もう一つは、布団の糊をなくすことで汗の吸収をしやすくすることです。
赤ちゃんは汗をよくかきます。
一日の大半を過ごすベビー布団の吸水性を高めることで、たくさん汗をかいても不快感なく過ごすことができます。
汗をそのままにしておくとあせもになってしまうことも。
赤ちゃんに快適に過ごしてもらうためにも、水通しはできるだけ行うのがいいでしょう。
以上のことから、ベビー布団を水通ししないという理由はないといえます。
カバーだけ水通しするのはあり?
赤ちゃんのためには水通ししたほうがいいと分かっていても、お腹の大きなお母さんには負担の大きい作業でもあります。
そういった時に考えるのは、カバーだけを水通しすることではないでしょうか?
身体の負担を減らすために、カバーだけ水通しをするのはありです。
ベビー布団セットを購入する予定の方、購入した方は、赤ちゃんの肌が直接触れるものは水通しした方がいいと覚えておいてください。
最低限、掛布団カバー、シーツ、敷きバッドの水通しを行いましょう。
赤ちゃんのうちは必要ありませんが、枕の使用を考えている方は枕の水通しもやっておきましょう。
パリパリの糊がきいたお布団よりも、糊がとれたふかふかのお布団の方が肌触りはいいと思います。
ベビー布団の水通ししない場合は、天気のいい日に布団を干しましょう。
布団が吸い込んだ湿気を取り除けますし、ダニ予防もできます。
水通しはいつまでするの?
ベビー用品の水通しはいつまで行う必要があるか疑問に思う方もいるはず。
私も2歳の子どもの衣服の水通しを行っていますが、いつまでやるのがいいのか疑問に思っていました。
調べてみたところ、明確に何歳まで水通しを行ってくださいと書いてあるものは見つけられませんでした。
ただ、目安となりそうなものを見つけられたので紹介します。
それは、ホルムアルデヒドの審査基準です。
ホルムアルデヒドの審査基準を定めているのは、厚生労働省です。
厚生労働省がホルムアルデヒドの審査基準を厳しくしているのが、生後24ヶ月までだそうです。
生後24ヶ月というと、2歳です。
2歳というと、離乳食から幼児食への移行が済む時期でもありますね。
赤ちゃんの頃に比べると、身体の機能が発達してきているからという理由かもしれません。
もし、私と同じように水通しが必要な時期が気になっていた保護者の方は2歳までを目安にすればいいと思います。
もちろん2歳を過ぎても水通しを行ってもいいと思います。
ご家庭の考えなども踏まえて、水通しを続けていくか考えてみてください。
ベビー布団は水通ししないのはあり?【まとめ】
ベビー布団を水通ししないのはあり?
という質問の答えは、なし!です。
その理由は、ベビー布団に付いているホルムアルデヒドが赤ちゃんに悪い影響を与えるからです。
また、水通しすることでベビー布団についている糊がとれ、汗を吸い取りやすくなります。
汗の吸い取りが増えることで、一日の大半をベビー布団で過ごすことになる赤ちゃんの快適さも上がることになります。
赤ちゃんのことを考えると、水通ししない理由はありません。
ただ、お腹の大きなお母さんには負担が大きい作業になります。
ご自身の体調を考えることはもちろん、家族の協力のもと行っていく方がいいでしょう。
無理せず、赤ちゃんを迎え入れる準備をしましょう。