やわらかい食感で様々な料理に使いやすい「豆腐」
離乳食には初期食から使える食材ともあって、使用する頻度が多いのではないでしょうか
保育園でも、初期食から完了期食を通して野菜と合わせて煮たり、みそ汁に入れたりしてよく提供していました
その食べやすさから人気の食材でした
そんな豆腐、冷凍することはできるのでしょうか?答えは「できる」です
しかし、下ごしらえやいつまでに使い切ればよいのか、色の変化などいくつか注意点があります
おすすめレシピもご紹介します
離乳食に使う豆腐を上手に冷凍・解凍しよう!
離乳食に使う豆腐は冷凍することができます
特に初期食では一回の使用量も少ないので残りがちですよね
使い切れない分は冷凍保存してしまいましょう
そのまま冷凍すると水分が抜けて高野豆腐のような食感になりますので、以下のように下ごしらえをしてから冷凍します
2.ペースト状にする
3.製氷皿などに小分けする
1は電子レンジで加熱するという方法もあります
深めの耐熱皿に豆腐と水を入れてラップをせず500Wで30秒ほど加熱してください
水の量は豆腐がかぶるくらい、加熱時間は豆腐の量やご使用の電子レンジにより違いがありますので、様子を見ながら中心まで加熱できているか確認してくださいね
2については固形で冷凍するとどうしても食感が損なわれるので、ペースト状にしてから冷凍することをおすすめします
3の通り、製氷皿などに小分けして冷凍してくださいね
解凍する際は自然解凍や湯せん解凍もできますが、電子レンジで解凍するのが便利です
深めの耐熱皿に冷凍しておいた豆腐を入れ、500Wで1~2分加熱して調理してくださいね
冷凍した豆腐はいつまでに使い切る?色の変化にも注目!
冷凍しておいた豆腐はいつまでに使い切ればよいでしょうか
大人が食べる場合は1か月ほどで使い切るのが目安となりますが、離乳食に使用する場合2週間で使い切るのがよいと思います
冷凍した日付を記録しておきましょう
豆腐は冷凍すると高野豆腐のような黄色~茶色っぽい色に変化します
食べられるのか心配になってしまいますが、大丈夫です
冷凍することで豆腐から水分が抜け、大豆の色に近づくのです
高野豆腐も豆腐を冷凍することで水分を抜いて作られます
冷凍していた豆腐を使ったおすすめレシピ
1.野菜あんかけ
やはり定番なのが「野菜あんかけ」
冷凍ストックしている野菜があればパパッと作ることができますよ
豆腐 20g
にんじん 10g
ほうれん草 10g
かつおだし汁 大さじ2
水溶き片栗粉 適量<作り方>
にんじん、ほうれん草を耐熱皿に入れ、かつおだし汁をかけて電子レンジで500W30秒ほど解凍する鍋に解凍したにんじんとほうれん草をかつおだし汁ごと入れてひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉でとろみをつける
豆腐を電子レンジで解凍して器に盛り、野菜あんをかける
2.豆腐ハンバーグ
こちらも定番のメニューかと思いますが、卵や牛乳を使わずに作れるので、卵アレルギー、乳アレルギーをもつ赤ちゃんも食べることができます
豚ひき肉を使用するので後期食からお試しください
鶏ひき肉に代えれば中期食からOK!団子状にしてスープに入れてもおいしいですよ
豚ひき肉 30g
たまねぎ 15g
にんじん 10g
豆腐 20g
パン粉 小さじ1
サラダ油 小さじ1<作り方>
たまねぎ、にんじんはみじん切りにして電子レンジで500W1分ほど加熱する(冷凍ストックがある場合は解凍して水気を切ってご使用ください)
豆腐を電子レンジで解凍する
豚ひき肉に野菜、解凍した豆腐、パン粉を加えて混ぜ、成形する
サラダ油を引いたフライパンで焼く
離乳食に使う豆腐、冷凍できる?【まとめ】
離乳食に使用する豆腐は加熱することができますが、食感がパサパサになりやすいのでペースト状にしてから冷凍するのがおすすめです
冷凍した豆腐は2週間程度で食べきるようにしてくださいね
解凍にも電子レンジが便利です
解凍したらそのままではなく調理して食べさせるようにしましょう
冷凍ストックしておいた野菜があるとアレンジしやすく簡単に1品できますので、うまく組み合わせて作ってみてくださいね
豆腐は初期食から完了期食まで使えるので、いろいろなメニューに挑戦してみてください!