妊婦さんの中でつわり症状が辛くて苦しくてどうしようもない方、きっとたくさんいらっしゃることでしょう
私はつわりがひどくなり、妊娠悪阻で入院した経験があります
つわりは病気ではないと言いますが、重すぎる症状が出るとそれは病気だそうです
入院していたその時はつわりが重くて食べた物や飲んだ物は吐き尽くして、胃液を吐く日々でしたので、点滴で脱水症状などにならないような処置をしてもらっていました
さて、その点滴の効果はどうだったか?気になるところですよね!私の場合は、点滴の中に入っていたものは、つわりで吐く事によって起こる脱水症状や栄養不足を防ぐような内容がメインの点滴でした
おそらく少しの吐き気止めのようなものも点滴には入っていたんでしょうが、吐き気止めに関しては私には効果なしでした
看護師さんからも「吐き気止めは気休め程度だからね」と言われました
産婦人科の先生からも「これで吐くのが止まる」という説明もありませんでしたし、大切なのはやはり脱水症状などの予防だと言われた覚えがあります
また、退院時には「退院後も、つわりが重くて身体がきついなら同じ点滴を打ちに2時間だけとか通ってもいいよ
吐くのが治るかは個人差もあって分かりませんけどね」と言われました
私はつわりが重くて妊娠悪阻になり、その間の点滴生活で吐き気止めの効果は感じられなかったし、点滴をするメインの理由は、脱水症状を治める事だったように思えたので、その後はつわりできつくても点滴だけを打ちに行くという事はありませんでした
つわりで吐く事が多い妊婦さんは、産婦人科に通うだけでも一苦労ですもんね
私の場合は、不必要な外出はしたくないという気持ちもありました
つわり中の点滴について納得できるかどうか
妊婦さんの中には、つわり症状がひどく点滴をする場合もあるかと思います
通っている産婦人科の先生の方針も色々とあるでしょう
点滴をする前に、しっかりと分からない事は質問して確認しておきましょうね
① つわりの点滴は何の為にするのか?
私の体験談で書いたように脱水症状や栄養不足を防ぐ為にするのか
それとも点滴にしっかりと吐き気止めを入れてくれて吐く事をいくらか予防できるのか
通われている産婦人科の先生の考えなどによって点滴の中に入っているお薬内容が若干変わってくるのではないでしょうか? それが、あなたの何の為につわり中に点滴をしたいのかという気持ちと一致すれば良いと思いますよ
② つわりの点滴の時間はどのくらいかかるのか?
点滴のお薬が身体の中に入っていくスピードによって、点滴が終わる時間が変わってくるはずです
仕事をしている妊婦さんなら尚更時間は気になるポイントだと思います
何時までに終わらせたい!という希望がもしあるのなら前もってきちんと産婦人科に伝えておくべきです
点滴ベッドの空き具合や、点滴には最低でもこのくらいの時間はかかるという産婦人科側の都合もあるでしょうからね
③ 1回の点滴はいくらぐらいかかるのか?
こんなに金額がかかるのか?と思う金額なのか、この金額で症状が改善できるなら是非やりたい!と思うのか、それぞれ価値観は人によって違いますので、点滴をする前に確認しておいた方が良いでしょう
つわりで点滴をするにも、時間もお金もかかります
吐き気止めを期待して点滴をしたのに、吐く事が全然改善されなかった!などという不満が出ない為にも最低でも ① 〜 ③ の事については、しっかりと産婦人科の先生と話し合ってみてくださいね
つわりの時に点滴すれば軽くなる?【まとめ】
私の意見ですが、つわりの点滴の効果はあるのか、ないのか聞かれれば「それは人による」と思います
私自身は、点滴の脱水症状改善に関しては効果を感じられたように思えますが、吐き気止めに関しては全く効果を感じませんでした
なぜなら、通っていた産婦人科のつわりの点滴には、吐き気止めのお薬は気休め程度にしか入ってなかったからです
もし、吐き気止めのお薬がしっかりと入っていても私には効果がなかったかもしれないですし、他の妊婦さんならこの内容の点滴でも効果があったかもしれません
こればかりはやってみないと分からないというのが正直なところだと思います
絶対につわりの点滴で吐くのが止まる!と思い込まない事が大切だと思います
つわりで点滴をする前に、どんな症状に対して効果があるかないか、それがあなた自身が望んでいる効果なのかそうでないのかきちんと理解した上でやってみる事をおすすめします
つわりの点滴をしようかと考えている妊婦さんは、参考にしてみてくださいね
つわりが少しでも楽になりますように!