小学生男子の息子にお友達がいないのでは?
お友達とうまく関われていないのでは?
親として心配になることがありますよね。
保育園や幼稚園へ通っていたころは、送迎があったり、先生とのやりとりもあったり、園生活が見える機会がありました。
小学生になると、先生とのやりとりが少なくなります。
親が学校へ行く機会もあまりありません。
そんな中、子どもたちの交友関係はひろがり、なかなか親の目が届きにくい状況になります。
見えにくいからこそ心配になってしまいますよね。
小学生男子の息子にお友達がいないのでは?
仲間外れにされている?
と感じた時に、親としてどのように対応すればいいのでしょうか。
一緒に考えてみましょう。
小学生男子の友達関係
まず、小学生男子の友達関係はどのようなものなのでしょうか。
小学生低学年
この頃は、登下校の道が一緒、席が近いなどで仲良くなることが多いです。
物理的に近い友達と仲良くなる場合が多く、親に子どももよく話してくれるため、把握しやすいです。
わたしは息子が小学生低学年のころ、特に仲良しのお友達がいないように感じ、個人懇談で担任の先生に、
「仲の良いお友達がいないのでは…」
と相談したことがあります。
そのとき先生に、
「この頃の男子は特定の仲のいいお友達はまだできる時期ではないので大丈夫ですよ」
と教えてくださいました。
この時期は流動的に、近くにいる友達と関わることが多いようです。
小学生高学年
この頃から流動的だった友達関係から、気の合った仲間を作り始めます。
親よりも友達との関係が重要になってくる時期です。
親へオープンに話すことも減ってくるため、親が友達関係を把握しにくくなってきます。
たしかに、小学生高学年の息子からは「〇〇君グループ」のように、仲のいいグループができている様子を聞きます。
友達同士の仲が強くなる分、トラブルによる溝も深くなってしまう印象があります。
このように、小学生男子は成長に合わせて、友達関係も変化しているようです。
なぜ友達がいない?
友達がいないように見える原因はいくつかあげられます。
引っ込み思案
友達がほしいけれど、自分からなかなか積極的に声をかけられないタイプ。
友達からさけられる
友達がほしいけれど、何かの理由で友達からさけられているタイプ。
ひとりが好き
友達と一緒より、ひとりで何かすることが好きなタイプ。
子どもに「友達がいないのでは?」と感じた時、まずはどの原因に当てはまるのかを見ていく必要があります。
心配になったとき親の対応は?
子どもに「友達がいないのでは?」と心配になったとき、親はどのような対応をすればいいのでしょうか。
先程あげた原因別で見ていきましょう。
引っ込み思案
友達がほしい気持ちがあり、まわりからさけられているわけでもないので、きっかけがあれば仲良くなれると思います。
習い事など新しい場所がきっかけになることもあります。
先生に相談して、気の合いそうな子や積極的な子と引き合わせてもらってもいいでしょう。
友達からさけられる
友達から仲間外れされている状況は親としてとてもつらいですよね。
まずは、友達からさけられる理由を探す必要があります。
「暴力的ではないか」「身だしなみは問題ないか」など、理由を探し出し、改善するようサポートしましょう。
理由がわからない場合は、担任の先生や、話しやすい保護者の方がいれば相談してみてもいいと思います。
ひとりが好き
このタイプは必要な時に一緒に活動ができていれば問題ないと思います。
親としては、お友達とたくさん関わってほしいですよね。
しかし、今は子どもにとってひとりで過ごす時間が好きな時間。
そのうち気の合うお友達ができると思います。
今はそのひとり時間を大切に見守ってあげましょう。
小学生男子に友達がいない原因と対策【まとめ】
いかがでしたか?
親としては、たくさんの友達にかこまれて、楽しい小学生生活を送ってほしいと思いますよね。
もちろん、その中で友達とトラブルが起きる場合もあると思います。
そのトラブルも子どもたちにとっては大切な経験になることも。
しかし、今回小学生男子の「友達がいない」にはいろんな原因があることがわかりました。
親の気持ちを押し付けることなく、子どもの気持ちを優先する必要があると感じました。
子どもが友達と関わりたいと思ったとき、背中を押してあげられればいいなと思いました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
少しでもみなさんのお役に立つことができればうれしいです。