幼児も小学生も、中高生も、反抗期の子どもは、とかく親の言うことを聞きませんね
触らぬ神にたたりなしと言いますが、地雷に近寄らなければ、いざこざを起こす危険は減ることでしょう
けれども、腹が立ってもかわいいわが子、大きな事故に合わせたくないし、健康に育ってほしいと願いますよね
とりわけ食生活は、健康第一のかなめで、親として一番牛耳ることができるものであったはずです
それが、思うように食べてくれない、それも、なんやかんやと文句をつけて食べないということが、反抗期には起こります
反抗期の中学生の食事、 文句たらたら食べない問題の原因
反抗期の中学生は、人の目をとても気にするようになる時期です
女子は体重の増加を毎日意識して食事を抜いたり、ローカロリーなものを選んで食べたりします
男子も筋トレを始めたり、髪型やニキビ面を気にします
はじめは、お年頃になったとほほえましく感じることでしょう
親としては、ちょっとぽっちゃりして元気そうに見える方がうれしいので、少しも太っていないと感じるますよね
男の子が、鏡をのぞき込む姿を見ては、からかってみたりしますね
でも、この時期は、太る太らないの話をしたり、ちょっと声をかけただけでも、子どもの機嫌が悪くなるので、しばらくは傍観していた方がよいでしょう
食生活にしても、節制したところでおなかはすくので、見えないところで好きなものは我慢できずに食べていたりしますから、病的にやせてきていなければ、大きな心配はないでしょう
健康を害しているような気になる症状がみられるときは、受診させましょう
反抗期の中学生の食事、弁当を拒否し昼食代を欲しがるときの注意点
弁当を持って登校したいた子が、昼食を買うので昼食代を欲しいと言い出したときには注意が必要です
この場合、実際に昼食を買わずに、小遣いにしていることがあります
昼食代と言ってお金をもらって、昼食代を節約して、残りを遊び代にするのですね
弁当を買うためにたとえば500円もらって、食パン100円を買い、残りを遊びに使うのが当たり前に起こっているようですよ
子どもにしたら、一石二鳥なのかもしれません
かわいいペンを買うとかならば騒ぐほどでもないでしょうけれども、ゲームセンター代になったり、繁華街に出ていく資金になったり、お金をとられるような友達関係に陥ったりということも考えられるので、子どもの変化を見守る必要があります
反抗期の中学生、母親の作った食事をきたないというとき
反抗期の子どもの自立心の目覚めとともに、他を受け入れないという特徴が出るときがあります
自分以外のものを拒否し、以上な潔癖症を示す子もいます
また、自分は親の作った料理がなくても生きていけるという主張をしているのかもしれません
たとえば、母親が握ったおにぎりを食べられないから症状がひどくなると、手製の食事を拒否し、袋に入ったパンであるとか、カップ麺であるとかを好む子がいます
親としては、おふくろの味で育てた自負心もあり、買い食いを好む意味が理解できないことでしょう
プライドも傷つきますし、お金ももったいなく感じます
何よりも、健康に悪いことが心配の種ですね
この時期はからだが大きくなる成長期ですから、栄養不足や、栄養のかたよりは心配ですが、反抗期が成長のあかしであるならば、しばらくの間、おもしろがって見ていてやりましょうか
反抗期の中学生の食べない対策!親が作らないシステム導入で見守る
では、理由がどうであれ、頑として食べない反抗期の子どもに、どのようにして食事させるかですね
意地を張ってもおなかはすくものですし、毎日、登校するなど登校しているなら、黙認していても大丈夫でしょう
牛乳や、ヨーグルト、チーズバーや、栄養食のバーなど、簡易な栄養食品をさっとつまめるように用意してはいかがでしょうか
市販の冷凍ピザなども、大丈夫なようです
食卓についての食事の命令でなければ、何も考えずに、おやつ感覚でつまむことが多いです
キッチンにカップ麺と一緒に野菜ジュースも目に付くように置いておくとか、食べやすいバナナを積むとかして、食生活の一部をミエル化するとよいでしょう
菓子パンを積んでおいて、数が減ったなと思っても何も声掛けをせずに見守って、様子が緩んできたところで、どの菓子パンが好みかを聞いてみるとかして、会話を増やしていくと態度も軟化していくことでしょう
反抗期の中学生の食事食べない問題?【まとめ】
反抗期の子どもは、ちょっとしたことに拒否反応を表します
成長過程の通過点なので、いつまでも続くものではありませんが、その後の親子間で再び会話できるようになるかどうかのカギになる時期でもあります
おとなの方が、腹を立てて離れてしまうのではなく、気長に、あたたかく見守りましょう
食事も、独立して自分の力で食べているかのような態度をとりますが、育てている親の傘の下にいるには変わりはありませんね
けれども、そこをあえて注意せず、健康に害がないかの確認をしながら、ある程度は好きにさせたらいいでしょう
そのうち、自分の体調の変化があれば自分で感じ、調整するようになりますよ