授乳がなんだかうまくいかない…
そんな経験のある人がいるのではないでしょうか?
私もなかなかうまくいかず、落ち込んだことがあります。
授乳の時の赤ちゃんの理想の口の形があるって知ってますか?
それは、アヒルの口なんです。
アヒル口にしようと思っても、赤ちゃんの上唇が内側に巻き込まれてしまう!
赤ちゃんの上唇がめくれない原因は、授乳の姿勢が悪いことや赤ちゃんの唇の形、舌の長さが考えられます。
対策としては、上唇を巻き込んだら指で引っ張り出す、授乳の姿勢の改善があります。
今回は、母乳での授乳中、赤ちゃんの上唇がめくれないと悩んでいる方に向けて、原因と対策をご紹介します。
理想の授乳の姿勢は?
*赤ちゃんが上手におっぱいを含むコツ
授乳のポイントについて、様々な育児書や育児情報サイトから情報収集したというお母さんも多いでしょう。
私も情報収集をして、来るべき日に備えていたのを思い出します。
実際に授乳をやってみると、育児書などの通りにはいかないと感じませんでしたか?
私は難しすぎる!と思いました。
産院での授乳指導を受けても、うまくできてるか不安でした。
赤ちゃんがおっぱいを上手に口に入れるコツは、次の通りです。
・ママは背筋を伸ばして、前かがみにならずに赤ちゃんと密着できていること。
私も呪文のように唱えて、授乳に臨んでいました。
お手本のような授乳ができるといいのですが、そうはいかないという現実に直面しました。
私が授乳を経験して感じたことは、赤ちゃんにもお母さんにもやりやすい授乳の姿勢があるということです。
これは何度も授乳をして、見つけ出すしかないような気がします。
*赤ちゃんの口はアヒル口が理想!
姿勢と同じくらい難しいのが、赤ちゃんの口の形ではないでしょうか?
赤ちゃんの口の形がアヒル口になっていれば、しっかりとおっぱいが吸えている証。
上から見ると、アヒル口に見えるけど実際はどうなんだろう?と、私は授乳するたびに疑問に思っていました。
赤ちゃんの口がアヒル口になるようにする手順は、次の通りです。
・乳房を赤ちゃんの口に入れた後、お母さんの指で赤ちゃんの唇をめくる。
簡単にできそうだな、と私も挑戦しました。
ですが、次の壁にぶち当たってしまいました。
授乳時に上唇がめくれない!?
それが赤ちゃんの上唇がめくれないことでした。
待ちに待ったお食事タイムということで、赤ちゃんも一生懸命におっぱいを吸いますよね?
一生懸命に吸いついている姿はかわいいのですが、上唇をどんどん内側に巻き込むことがありました。
上唇を巻き込むと、空気を吸い込んでしまって母乳をあまり飲めないと目にしたことを思い出しました。
上唇をめくろうと、赤ちゃんの口に私の指を持っていきましたが、なかなかめくることができません。
赤ちゃんなのにすごい力だと驚いた記憶があります。
上唇の巻き込みの直し方は、お母さんの指をそーっと赤ちゃんの口のに差し込んで上唇をめくりましょう。
最初は難しいですが、何回か同じことをやるうちにめくれるようになります。
授乳の時の姿勢がフットボール抱きだと、上唇をめくりやすいのだとか…。
何回やってもめくれないと困っているお母さんもいるでしょう。
もしかしたら、赤ちゃんの唇(口)の形や下の長さが関係しているかもしれません。
唇が厚かったり、口の形がアヒル口になりにくい原因になっているかもしれません。
その場合は、赤ちゃんの喉がごくごくと鳴っているか聞いてみましょう。
ごくごくと飲めているようでしたら、母乳を飲めているサインです。
赤ちゃんの口が大きくなると、自然にアヒル口になって飲めるようになるそうなので、できていないと目くじらを立てる必要もないと思います。
アヒル口になっているかどうかを見分けるサインもあります。
それは、赤ちゃんの唇に吸いだこがあるかどうかです。
吸いだこができる原因の一つに、上唇が内側に巻き込まれていることがあります。
この吸いだこも赤ちゃんの成長とともにできなくなります。
赤ちゃんの口がアヒル口になっていることが理想ですが、そこにばかり囚われる必要もありません。
授乳の時も楽しくできるのが一番ですよ。
授乳時に上唇がめくれない際の対処法【まとめ】
授乳中の赤ちゃんの上唇がめくれないというお悩みの助けになれば幸いです。
赤ちゃんの口におっぱいを含ませる時に、乳輪までしっかりくわえさせることを意識してみてください。
そして、飲んでいる時に上唇が内側に巻き込むことに気づくたびに直してあげましょう。
赤ちゃんの口が大きくなると、この悩みも解消されるはずです。
今は赤ちゃんも上手におっぱいが飲めるように練習しているところです。
お母さんの力を貸してあげてくださいね。