オムツのサイズ選びは、なかなか難しいですよね。
赤ちゃんによっては、新生児サイズではなく、Sサイズからスタートする場合もあります。
また、成長とともに赤ちゃんも大きくなっていくので、オムツのサイズアップをする機会が何度もあります。
サイズアップのタイミングは赤ちゃんが泣いたり、不機嫌になったりすることで教えてくれることもありますし、また赤ちゃんの身体もタイミングを教えてくれます。
今回は、赤ちゃんがどうやって気持ちを伝えてくるのかということから、赤ちゃんの気持ちをなるべく理解する方法、そしてそこからオムツを変えるタイミングを見抜く方法をご紹介します。
オムツがきついとどうなるの?赤ちゃんへの影響
検証によると、オムツの締め付けがきついと、夜中に起きる回数が増えたり、寝付きが悪くなったりするとされています。
その検証では、普段履いているオムツと同じサイズのオムツで、締付ける強さを変えて、行われたそうですが、きついオムツを履いている場合でも、同様に締め付けは生じます。
睡眠の質が低下すると、脳や身体の発達に影響が出るとする研究もあります。
なので、実は適切なサイズのオムツを履かせることが、赤ちゃんの将来に影響を与える可能性があると言えます。
オムツがきついサインとは?
赤ちゃんが気持ちを伝える方法は、いくつかあります。
例えば、笑ったり、泣いたりするのは、表情や声を通して、周りの人に気持ちを伝えていまうす。
特に泣く時に関しては、不安な気持ちやお腹が空いているといった気持ちがわかることもありますし、また普段とは違うタイミングで継続して泣くようなことがあれば、熱が出ていたり、お腹が痛かったりするなど、体調不良を教えてくれている場合があります。
赤ちゃんが出すサインを見抜くには
赤ちゃんは、泣いたり、ぐずったりすることで、不快感といったマイナスの気持ちを周りに教えてくれます。
これを聞き取ったり、目にしたりすることがスタートです。
ここまでは普段と変わりませんね。
しかし、次からが重要です。
泣いたり、ぐずったりしている原因を探すには
赤ちゃんからの気持ちを受け取ったあとは、ママやパパの出番です。
1つ目の方法は、数字で考えることです。
数字というのは、最後におっぱいを上げたときから経過した時間や室温、体温などです。
これらは、目では見えませんが、計測することでわかるようになります。
2つ目の方法は、いわゆる物的証拠を探すことです。
例えば、身体の一部にぶつぶつができていたり、赤くなったりしているなど、目に見えるため、探す必要はありますが、見つけやすいです。
オムツがきついというサインを見抜くには
1つ目の数字の面から、考えてみましょう。
オムツを製造しているメーカーさんは、ほとんど場合、ホームページやパッケージに、赤ちゃんの体重毎の適正サイズを掲載しています。
なので、健診等で体重を測った時に、母子健康手帳やスマートフォンに控えておき、適正なオムツのサイズを探しましょう。
ただし、これらはあくまで目安なので、実際にサイズアップするかどうかは、次の物的証拠を探してみてください。
2つ目の物的証拠ですが、こちらの方がわかりやすいです。
まず、オムツがきつい時は、赤ちゃんのお肌に跡が残るようになります。
もちろん、テープを強く締めすぎたことが原因である場合もありますが、継続して、跡が残っている場合は、オムツがきつくなってきていてサイズアップを検討する必要があります。
また、もう一つの証拠は、オムツとお肌の隙間に指が一本はいるかどうかです。
もし、入らなければ、サイズアップのタイミングです。
オムツがきついサインとは?【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
育児というのは、難しく、赤ちゃんも日々変化しながら成長しています。
そして、大切なのは、オムツのサイズもそうですが、赤ちゃんからのサインを見逃さないことです。
サインをしっかりと受け取ることができれば、お腹が空いた、寂しいといった日常的なことはもちろんのこと、体調不良も分かったりすることもあります。
赤ちゃんがなにか、普段とは違うタイミングや声の大きさでサインを出しはじめた時は、何かが変化している証拠です。
なかなか難しいことですし、最初から完璧にサインを受け取ることは、不可能です。
2人目の赤ちゃんであっても、お兄ちゃんやお姉ちゃんとは、どうしても別の人間ですので、サインが異なることもあります。
なので、一からやり直しとなることもありますので、2人目なのに…と落ち込む必要はありません。
時間がかかることですので、焦らずに優しい目で赤ちゃんに接してあげれば、きっとサインを受け取れるようになるはずです。