5歳児を子育て中のママさん・パパさん、お子さんは夜、よく眠れていますか?
お子さんによってはまだ夜泣きがあるという子もいるでしょう。
乳児のころから夜泣きが続いている子や、幼児になってから夜泣きが始まった子など、5歳児の夜泣きの様態はお子さんによって様々でしょう。
そこで、5歳児の夜泣きとはどういったものかについて解説していきます。
また、夜泣きの原因と対策についても解説します。
最後に、同じく5歳児の娘の子育て中である筆者の体験談について、お話ししようと思います。
5歳児の夜泣きに考えられる2つの原因
※「夜驚症」の可能性
1歳を過ぎても夜まとまって眠らず、起きて泣くことを夜泣きといいます。
また5歳になって、睡眠中に起き出しパニック状態になり、泣き叫んだり走り回ったりする場合には「夜驚症(やきょうしょう)」の可能性があります。
「夜驚症」は病気ではありません。
誰でもそのような症状が出る可能性はあります。
特別な治療も必要ありません。
「夜泣き」が浅い眠りであるレム睡眠時に起こるのに対し、「夜驚症」は深い眠りであるノンレム睡眠時に起こります。
※体調や心理的な原因
お子さんの体調が関係している場合があります。
お出かけや行事、習い事などいつもと違うことをした日は、そのことが刺激になって、疲れていたり体調が悪かったりして、夜泣きにつながることがあります。
また多くは心理的なものではないかと言われています。
ストレスや心配なこと、不安なことがあると夜泣きにつながるようです。
怖い夢を見たことも要因になることがあります。
5歳児の夜泣きの対策
その場で落ち着かせようとママやパパが焦って声をかけたり、抱きしめるなどの行動をしたりしても、子どもは周りの状況を理解することができません。
ですので、しばらくは混乱状態を鎮めることは難しいようです。
ベッドから落ちたり、走り回って怪我をしたりすることがないよう、安全に気をつけて見守る必要はあるでしょう。
多くは数秒から数分でおさまります。
また普段からなんでも話せるような関係性を作ることも大切ですね。
悩みを相談できるような環境を作ってあげましょう。
話をじっくり聞いてあげるだけでも効果はあると思います。
「ここは安全だよ」というメッセージを伝えて、安心させてあげましょう。
「夜驚症」も含め、5歳児の夜泣きはほとんどの場合、成長とともに落ち着いていきます。
それでも心配な場合は、かかりつけの小児科や、地域の保健センターに相談するのもいいでしょう。
筆者の娘(5歳児)の場合
激しく大きな声を出すことはほとんどありませんが、ちょくちょく夜中に強い口調で「お布団かけて!」と言って、筆者を起こします。
布団をかけてやると、今度は「トントン!!(背中をトントンして)」と、命令します。
筆者も眠いので、相手にするのをおろそかにすると、ぐずり始めます。
そうなったらもう、寝るまでトントンするしかないですね。
また娘は入眠時、部屋が真っ暗なのが怖いので、豆電球はつけたままにして寝かしつけています。
入眠してから豆電球も消して、真っ暗にします。
それから寝室にあるぬいぐるみやお人形が怖いようで…それらは全て壁に顔を向けて並べています(こっちを向いてると怖いとのこと)。
ある日は、ぐずった翌朝「夢を見ていた」と話してくれたこともありました。
5歳児の夜泣きの原因と対策【まとめ】
夜泣きが続くと心配な気持ち、わかります。
怖い思いをさせてしまったかな…。
ストレスになるようなことを言ってしまったかな…。
自分に原因があるのではないかと疑ってしまう方もいると思います(筆者はそうです)。
でも大丈夫。
解説してきたように、体調や環境が要因の多くであり、成長とともになくなっていくようなので、あまり心配しすぎずにお子さんの成長を見守っていきましょう。