お宮参りと言えば、ママと赤ちゃんが着るきれいな着物
着物を着て写真を撮るの、憧れますよね~
着物を着るときには産着とその下の襦袢(じゅばん)の紐が必要なのですが、「紐がない」という場合があります
紐がないと結んで着ることができません
「せっかく母親が準備してくれたのに紐がない!」とか「レンタルしたけど紐なんてなかった!」ということもあるかもしれません
そんな時は、紐や代用品さえ準備すればちゃんと産着を着ることができます
どこでどうやって購入し、事前準備は何をしたらよいのか、見ていきましょう
子どものお宮参りの着物に紐がない時は、「お宮参り用紐」を用意!
紐がない場合、「お宮参り紐」を買いましょう
楽天などで購入することができます
紐の使い方は、以下のとおりです
・着物と襦袢に紐を通します
・紐を左右とも袖口から出しておきます
・紐にあらかじめ、お守りを通しておきます
(ここまでは家で済ませておきます)
・祈祷の直前、着物の柄がついている側がママ(赤ちゃんを抱っこする人)の前側になるように着せます
・赤ちゃんの顔が見えるよう、赤ちゃんの頭が左腕にあるとしたら、左は赤ちゃんの肩、右はママの肩に着物を着せます
・最後にママの背中側、帯の上あたりで紐を蝶結びにしたら、完成
ただし、「お宮参り紐」は、男の子用は黒、女の子用は赤のものがほとんどです
男の子の場合は着物も黒や濃い色の場合が多いと思いますが、女の子の場合はピンクやブルー、黄色など、赤が合わない場合もあるかもしれません
写真を撮るときに紐が写ってしまわないよう、うまく隠れるように着せてもらったり、姿勢を工夫する必要があります
子どものお宮参りの着物に紐がない時は、クリップを用意!
紐よりも安く手に入るのが、クリップです
「おたすけクリップ」「着物クリップ」「たもとクリップ」「たすきクリップ」などの名前で販売されています
紐がついており長さ調節ができるタイプのものと、クリップ単体のものとがあります
紐に比べカラーバリエーションが豊富なので、着物と同色を選んでもいいし、少し違う色でオシャレに見せるという方法もあります
アクセサリーのようなものもあります
こちらも楽天などで購入することができます
クリップの使い方は、以下のとおりです
クリップの場合、紐に比べてシミュレーションは重ねた方がよいと思います
いったん家で付けてみて、ベストな場所を確認できたらいったん外し、あとは祈祷の直前に付けます
付ける場所は写真に撮るなどしておけば再現しやすいでしょう
祈祷中はずっとつけていますが、長時間付けておくとクリップのあとが付くかもしれませんので、止める場所には注意してください
*長さ調節のできる紐がついたクリップの場合
・クリップの片方は産着に付けます
・もう片方は、後ろに回した着物や自分の服あるいは帯などに止めます
・ちょうど良い長さにクリップの紐を調節し、止める場所を覚えておいて、外します
(ここまでは家で済ませておきます)
・祈祷の直前、覚えておいた場所にクリップを止めます(止めてもらいます)
クリップは2本あれば足りるでしょう
*紐がついていないクリップの場合
・クリップで、産着と自分の服を止めます
・止める場所を覚えておいて、外します
(ここまでは家で済ませておきます)
・祈祷の直前、覚えておいた場所にクリップを止めます(止めてもらいます)
クリップは2本では少ないかもしれません
前後左右に必要な場合、4本準備しておきましょう
子どものお宮参りの着物に紐がない?【まとめ】
お宮参りに紐がなくても、専用紐あるいは代わりのクリップで何とかなります
着物を買ったりレンタルしたりしたら、紐がついているかどうかをまず確認しておきましょう
紐がなければ、日に余裕を持って紐やクリップを買う必要があります
産後の忙しい時ですし、呉服店などに置いているとも限らないので、オンラインショッピングを賢く利用しましょう
最悪の最悪、当日に気づいた場合はこっそりと洗濯ばさみを持っていく、という方法もあるかもしれません・・・
写真を撮るときにはくれぐれもご注意を!