部活におけいこに中学生は忙しいです
体力検査の結果を見ると、50メートル走の平均記録の値が、今の中高年の子どものころに比べてずいぶん下がっているそうですね
運動神経というより、体力・筋力が測定値として下がっているということでしょうか
その一方で、親御さんの子どものスポーツ活動に対する期待はふくれるばかりです
とことん時間を費やして取り組むことを良しとしています
中学生の親御さんは、15の春にはそれなりの高校に合格することを既定路線として考えています
どこでもいいから適当な高校に進学してくれたらと言いつつも、適当な高校の偏差値はけっこう高いのですよ
かつ、ともすればオリンピックかワールドカップか大リーグかと思わせるほどの熱意も持っているので、そのもとで成長する子どもはたいへんですね
塾に出発する時間に眠い!休ませるかどうか:お母さんの対処法編
子どもは何かとぐずります
眠い時に泣き、空腹で泣き、痛いと泣き、気に食わないだけでも泣きます
いくつになっても同じです
中学生にもなってぐずらなくなったなと思うと、そのかわりに、反抗期特有の不機嫌・暴言が始まります
親としては、泣いてくれた方が楽かもしれません
いっぱしの理屈を並べて、勝つまで言うことを聞きません
原因が、眠いとか疲れたとか、原始的なことほど、正当な理由であるかのようにへ理屈を並べますね
そこまで休みたいなら、休ませたらどうでしょう
小学生と中学生の違うところは、数を重ねて塾を休むわけにはいかないということは中学生本人もわかっているので、一回くらい恩を売ってもよいくらいにとらえましょう
味をしめて、しょっちゅう同じように眠いから行かないとぐずるようなら、まだまだガキだということで、精神的な成長をうながす方法を考えることが優先されます
実際、本当に眠くて塾を休みたいのならば、議論を戦わせて無理やり出席させてもその日の学習効果は上がりません
あとは、弱音を吐かず出席できたという満足をとるかどうかの違いがある程度です
弱音を吐かない根性は大切ですし、弱音を認めない権威(親のしつけ)も大切ですが、本当にギリギリの体調なのかどうかはお母さんが一番判断できることなので「今日は休んで寝なさい
復活したらいつも通り頑張って」と認めてあげてください、
お母さんが認めてくれて、休めるとわかった瞬間に、気持ちが楽になって機嫌がよくなることも考えられます
塾に出発する時間に眠い!行きたくない時の考え方:中学生本人編
中学生は、自分でもわからず悪態をついてしまう時があるようです
塾を休みたいと切実に思うときも、本当に眠いのか、何となく気が進まないのかくらいの判断はできます
おそらく、眠いというのが、一番もめずにことをまとめられるということがわかっていて理由にしているのではないでしょうか
行きたくないから行かないという行動が、そうそういつも認められないということはわかっているでしょう
ある程度勉強する人であれば、休んだことによって起こってくる不足も予想できますね
友達に後れを取る怖さもわかることでしょう
勉強優先でない人も、重ねて休むことで友達関係が危なくなることはわかります
どうしようもなく眠くて休みたい、どうにもものにあたりたくなくなるほど塾に行く気にならない日があるなら、休んでしまえばいいでしょう
休んだ代わりの塾の振り替えプランや、休む代わりに家で机に向かうなど、態度で示すべきことがありますね
親ともめるのは、この部分をなおざりにして「休んだもの勝ち」にうやむやにしてしまうからでしょう
おすすめは、本当に一日リラックスしてしまうことです
神経を休め、目を休め、からだをいたわりましょう
ゲームも動画もスマホもダメですよ
疲れて眠いのが前提ですからそんなものに手を伸ばせるはずがありませんね、
お布団かぶって寝てしまうの一番です
塾に出発する時間に眠い!一日なら休んで寝なさい:塾教師編
上記に書いたように、眠くて塾を休みたいなら、常習でなければ、休むことを勧めます
ただし、日ごろの宿題の消化状況や出席状況が良好であることが前提です
日ごろから宿題や出席状況などの取り組み方に問題があるのに、さらに眠いから休むというのでは、目的があって塾に在籍しているとは言えないでしょう
日ごろの生活で信用と自信をつくっておくことで、弱っているときの行動も自由に決められるようになります
あとは、たびたび半分ウソで休むとかっこ悪いということを忘れないことが大切です
勉強は結果が出ます
成績が上がるかどうかだけが結果ではありません
受験生としては、志望の高校を受験できるかどうかも、合格するかどうかも結果が出ます
今日塾を休めるかどうか程度の小さい結果の積み重ねが、不合格という大事件につながることもあるということを忘れないようにしてください
塾に出発の時間に眠い!【まとめ】
塾への出発時間に眠い時、休ませるかどうかの判断は、大きなもめ事を引き起こす可能性が予測されるだけにむずかしいですね
けれども、眠くて休むというなら、一日休ませてみましょう
弱音を吐くなととがめてもめて、さらに機嫌を悪くさせてから結局休む結果になるのなら、子どもの気持ちに寄り添って同意し、機嫌よく休ませるほうが本当の休息になるでしょう
おとなですから、嘘ごまかしは承知の上ですね
けれども、決めつけないで譲るという姿勢が、今後の努力を機嫌よくうながす薬になるかもしれませんよ